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- 嗅覚・味覚障害
嗅覚障害でお悩みではありませんか?
- においがわからない
- においがわかりづらい
- 本来のにおいとは別のにおいを感じる
- 自分だけ悪臭を感じる
- 軽微な悪臭も耐えられない
など
このようなことでお悩みの方は、大阪市城東区・鴫野駅から徒歩3分のはしもとクリニックまでご相談ください。嗅覚障害の可能性があります。院長は嗅覚障害で学位を取得していて、豊富な知識・経験を持っており、適切な検査・治療でお悩み解決致します。
嗅覚障害は、お早めにご相談いただいた方が、良い結果が得られやすいといえます。「おかしいな?」と思った時が受診のサインです。そのままにせずに、お気軽に当クリニックまでご連絡ください。
嗅覚障害とは?
嗅覚障害とは、においを感じる経路の障害や、慢性的な副鼻腔炎(蓄膿症)などが原因で、「においがわからない」「においがわかりづらい」「本来のにおいとは別のにおいを感じる」などの症状が現れることをいいます。においがわからなくなる・わかりづらくなることで、味もわかりにくくなり、味覚障害を併発することもあります。
嗅覚障害の多くは、嗅覚機能の低下(においがわからない・わかりづらい)」ですが、軽微な悪臭も耐えられなくなる嗅覚過敏、一般的に良いにおいとされているものが、悪臭に感じられる嗅覚錯誤(異臭症)などが起こることもあります。
嗅覚障害の原因
嗅覚障害の原因のうち、最も多いのが慢性的な副鼻腔炎(蓄膿症)や、アレルギー性鼻炎などの鼻の病気です。全体の約60%を占めているとされています。そのほか、ウイルスなどによる嗅神経の障害、加齢、脳疾患、頭部の外傷、薬の副作用などが挙げられます。原因がはっきりしないケースもあります。
血液中の亜鉛の欠乏
血液中の亜鉛が欠乏することで、嗅覚障害が起こる場合があります。亜鉛が欠乏する理由として、食生活の乱れによる摂取不足、飲み薬の影響などが挙げられます。血液検査により、体内の亜鉛が不足していることがわかった時には、硫酸亜鉛を内服することで症状改善がはかれる場合があります。
嗅覚障害の検査
静脈性嗅覚検査(アリナミンテスト)
静脈性嗅覚検査(アリナミンテスト)とは、アリナミンを静脈に注射した後、におい(にんにく臭)を感じ始めるまでの時間を計測することで、嗅覚が正常かどうかを診断する方法です。
レントゲン検査
慢性的な副鼻腔炎(蓄膿症)により、鼻が詰まってきちんと呼吸できなくなると、においが嗅上皮へ届かず、においが感じられなくなることがあります。そのため、レントゲン検査を行って、副鼻腔の形を確認したり、膿が溜まっていないかなどを確認したりする場合があります。
嗅覚障害の治療
まずは、検査で診断された原因となる病気の治療を行います。副鼻腔炎(蓄膿症)やアレルギー性鼻炎が原因だった場合には、抗生物質や抗アレルギー剤、ステロイドの点鼻薬などによる治療を行います。亜鉛不足が原因だった場合には、硫酸亜鉛の内服で症状改善をはかります。
嗅覚障害の治療で最も有効だとされているのが、ステロイドの点鼻薬による治療です。鼻を上に向けて点鼻薬を垂らして、お薬を投与します。そのほか、ビタミン剤や血流改善薬、漢方薬を使用することもあります。
嗅覚障害は、発症してから時間が経過(数ヶ月以上)すると、治療が困難になる場合がありますので、少しでも「おかしいな?」と思った時には、できるだけお早めに当クリニックまでご連絡ください。
味覚障害
味覚障害でお悩みではありませんか?
- 味がよくわからない
- 味がまったくしない
- 何も食べていないのに、塩味や苦みを感じる
- 食事がまずく感じられる
など
このようなことでお悩みの方は、大阪市城東区・鴫野駅から徒歩3分のはしもとクリニックまでご相談ください。味覚障害の可能性があります。当クリニックでは、味覚障害の治療も行っています。早期にご連絡いただいた方が、良い結果が得られやすいといえますので、「味がわからない」と異変を感じた時には、できるだけお早目にご相談ください。
味覚障害とは?
「食べ物の味がよくわからない」「味がまったくしなくなった」「何も入れていないのに、口の中が苦い」「甘味など、特定の味だけがわからない」など、味覚の感度が低下したり、味が感じられなくなったりする状態のことを、味覚障害といいます。
食事を美味しく味わうなど、味覚は豊かな毎日を送るうえで欠かせないものですが、視覚や聴覚などと比べて、日常生活に与える直接的な影響が少ないことから、「そのうち治るだろう」とそのままにされる方もおられます。しかし、嗅覚障害もそうですが、味覚障害も早期に適切な治療を受けた方が良い結果が得られやすいといえます。なので、食事の時などに「味がよくわからない」と異変に気づいた時には、できるだけお早めに当クリニックまでご連絡ください。
味覚障害の原因
味覚障害の原因は様々ですが、主なものとして、食生活の乱れによる亜鉛不足、加齢、嗅覚障害にともなう味覚の感度の低下、舌の粘膜の異常、薬の副作用などが挙げられます。なかでも、最近では偏った食生活による亜鉛不足が原因で、味覚障害になる方が増えているといわれています。
食生活の乱れによる亜鉛不足
食生活が乱れ、栄養が偏り体内の亜鉛が不足すると、味蕾(みらい:味を感じる細胞の集合)の新陳代謝が低下して、味覚障害が起こるとされています。味蕾は新陳代謝が非常に活発な細胞で、約4週間ごとに生まれ変わりますが、この細胞の再生に亜鉛は欠かせません。そのため、体内で亜鉛が不足すると、味覚の感度に影響が及ぶわけなのです。
味覚障害の検査
ろ紙ディスク法
「甘い」「辛い」「苦い」「酸っぱい」という4種類のエキスをしみ込ませたろ紙を舌の上に乗せて、各味に対する味覚障害を確認します。4種類の味は、それぞれ薄い味から濃い味まで5段階に分かれていて、どのレベルで味覚をとらえられるかで、味覚障害の程度や症状を測定します。
味覚障害の治療
まずは、検査で診断された原因となる病気の治療を行います。血液検査の結果、体内の亜鉛が不足している場合には、硫酸亜鉛の内服で症状改善をはかります。そのほか、降圧剤などの薬の副作用が原因であれば、主治医と連携して、投与量の変更などを検討します。
味覚障害の原因で最も多いのは、亜鉛の欠乏だとされています。偏食や過度のダイエットで亜鉛が不足している場合(食事性の亜鉛欠乏)には、それを改善することが重要となりますが、そうでない場合には、亜鉛製剤を使った内服治療を行うことになります。そのほか、漢方薬を使用することもあります。
嗅覚障害と同様に、味覚障害は、早期に適切な治療を受ければ高い効果が期待できますので、「食事を美味しく味わう」という大切な人生の喜びを失わないためにも、味覚の異常に気がついた時には、できるだけお早めに当クリニックまでご連絡ください。