- HOME>
- 手足口病
こんな症状はありませんか?
- 口内に痛みを伴う発疹や潰瘍ができる
- 手の平や足の裏に小さな赤い発疹が現れる
- 高熱が出る
- 食欲不振や元気がない
- 喉の痛み
- 体のだるさや不快感
- 発熱後に発疹や潰瘍が現れる
など
これらは手足口病の特徴的な症状です。特に小さな子供に多くみられ、熱や発疹、潰瘍は病気が進行するにつれて顕著になります。これらの症状に気づいた場合は、感染の拡大を防ぐためにも、お早めに大阪市城東区・徒歩3分の耳鼻咽喉科はしもとクリニックへご連絡ください。
手足口病とは?
手足の発疹が特徴的で子供に多くみられます
手足口病は、主に「コクサッキーウイルス」や「エンテロウイルス」によって引き起こされる感染症です。口内の痛みを伴う発疹や潰瘍、手足の発疹が特徴的で、特に幼い子供に多くみられます。大人も感染することがありますが、症状は通常、子供ほど重くはなりません。
手足口病の原因
ウイルスによって引き起こされます
手足口病は、コクサッキーウイルスやエンテロウイルスといったウイルスによって引き起こされます。これらのウイルスは、感染した人の咳やくしゃみ、直接接触、汚染された物体に触れることで広がります。特に集団生活をしている幼児や児童の中で拡散しやすいとされています。
手足口病の潜伏期間
手足口病の潜伏期間は、通常、感染後3日から6日程度とされています。この期間は、ウイルスが体内に侵入してから症状が現れるまでの時間を指します。潜伏期間中には特に目立った症状がみられないことが多いため、感染していても気づかないことがあります。
潜伏期間が過ぎると、発熱や口内炎、手足の発疹などの症状が現れ始めます。感染力はこの時点から非常に高くなり、特に幼稚園や保育園などの集団生活を送る子供たちの間で容易に広がる可能性があります。そのため、手足口病が疑われる症状がある場合は、他の人への感染を防ぐためにも、早めに医療機関を受診し、必要な措置をとることが推奨されます。
手足口病の特徴
主に夏期に流行し、7月が最も発生が多い時期
手足口病は、特に夏の時期に流行する傾向がみられます。特に7月は、その発生が最も多い時期とされています。高温多湿の環境はウイルスの活動に適しており、夏季には集団生活をする子供たちの間で感染が広がりやすくなります。
複数回の感染が起こり得る
手足口病は、一度かかっても再度感染する可能性があります。これは手足口病を引き起こすウイルスが多種類存在し、1つのウイルスに対して免疫ができても、他のウイルスには無防備であるためです。特に幼い子供は、免疫システムが完全に発達していないため、繰り返し感染することが一般的です。
成人の感染も稀に発生
手足口病は主に幼児にみられる病気ですが、成人の感染例も稀にあります。
成人の場合、症状が軽いか、または無症状であることが多く、自覚症状がないまま他人にウイルスを広める可能性があります。特に幼児を持つ保護者の方や教育関係者は、手足口病が流行する時期には予防対策を徹底することが重要です。
手足口病の治療
手足口病の治療は、主に症状を和らげる対症療法が中心です。痛みや熱に対しては、鎮痛剤や解熱剤を使用します。水分補給を十分に行い、栄養バランスの良い食事を心がけることが重要です。
手足口病を予防するために
手足口病の予防には、定期的な手洗い、うがい、共有物品の消毒などの衛生管理が効果的です。また感染した場合は、他人との接触を避け、家庭内での感染拡大を防ぐための措置をとることが重要です。潜伏期間中の無症状の段階でも感染のリスクがあるため、日頃からの衛生管理と予防対策が大切です。